文屋八香の徒然

ちょっと長めに話したい時に

4回目

新型コロナワクチンは、モデルナを2回受けた。副反応は腕の痛みのほかに、高熱に、頭痛に、蕁麻疹に、舌の痺れ、食欲減退。かなりキツかった。

1月にオミクロン株に感染。熱はほとんど出ず、喉の激しい痛みと、頭痛。
ワクチンのおかげだとは思うけど、副反応の方がキツイってどうよ…。

なので、3回目の接種は考えていなかった。モデルナは二度とごめんや。ファイザーやったら受けてあげてもいいけど…なぜか上から目線。でも皆さん、同じ考えだから、どこにもファイザーはなく。

すっかり諦めていたところに、我が自治体が、予約が必要ない集団接種をするという。しかもファイザーで!

じゃあ、受けようかな、オミクロン感染から5ヶ月経つしな…と、昨日、3回目接種に行ってきた。あ、感染したし、それを1回と数えて、4回目や。これで無敵やな(笑)

混んでいると思いきや、ガラガラで、全く待つこともなく、15分くらいで、接種終了。

モデルナの時は接種後10時間で高熱を発したが、19時間経った今でも、熱はない。ただ、接種部分を触ると痛いのと…何もしなくても接種した方の脇の下がずーっと痛い。ダンナによると、接種した5%の人に生じている副反応らしい。

まあ、これくらいで済んで、感染しないか、感染しても重症化しないなら、許してあげよう…最後まで、上からやな(笑)

あー、痛い。我慢しないで、鎮静剤、飲もっと。

デビュー

7月から仕事の内容が変わる。

これまでの10年は、ハンディに届く注文された商品を、バーコードをピッピッと読み込んで、型崩れしないように、箱に詰めて出す、という単純作業が主だった。ハンディの文字さえ見えれば、仕事はスムーズにできた。そのハンディの文字が少しずつ見えにくくなってきたなぁ…と最近、思い始めていた。

次の仕事は、ハンディは使わない。ハンディに表示される字よりもはるかに小さい字で、紙に印刷された指示書を見ながら、商品を揃えて、箱に詰めて出す。今どき、なんで紙やねん!?超アナログ!

モンクを言っても仕方ないので、眼鏡を作ることにした。

私は小学校2年生の時から眼鏡をかけている超ド近眼だ。なので、必然的に遠近両用、ということになる。

zoffの店員さんはみんな若い。対応してくれた青年も20代後半かな?30代ではないやろな、という感じ。私たちの子どもの世代だ。大丈夫かな?と思ったが、案外しっかりしていた。

でも…と、ふと思った。

私も40代後半、来年は50代へと突入する。店員さんが自分より若い人なのは、もう当たり前なんだな〜、と。

なに言うてんの、今更やん(笑)えんきんデビューもしちゃったし。

7月から新しい仕事、新しい眼鏡で…

がんばろっと。

 

 

 

ドタバタ

先週、高校生で女子バレーボール部所属の三女は、オンライン授業だった。部内でクラスターがあったからだ。

三女は電車通学で、通学定期がある。その使われていない通学定期に目をつけたのは遊び人の大学生次女。

先週のある日、次女と遊びに行った時に「借りてるねん」と言って、見せてくれたのをみて、私はちょっと眉をひそめて、「ちゃんと返しや」と言った。かすかに嫌な予感がしたからだ。

1週間ぶりに登校することになった、今週の月曜日。出かけて行った三女から電話がかかってきた。

「お姉ちゃんに定期返してもらってない!」

え〜!やっぱり返してなかったん!もう!!

次女はまだ夢の中なので、慌てて勝手に彼女の財布を漁り、定期をつかんで、駅に行く途中で止まって待っていた三女に届けた。

三女は用心深い人なので、もしも忘れ物をしても取りに戻れるように、ギリギリの電車には乗らない。いつも1本早めのに乗るので、この時点ではまだ間に合う。

三女と別れ、帰宅して私も会社へ行く準備を始め、しばらくして、また三女から電話。

「お母さん、定期間違えてる…」

え?!顔から血の気がサーッとひいた。慌てて、次女の財布を見ると、三女の定期が!!次女の大学の通学定期を渡してしまったらしい。

定期はICカードにのせてあり、次女のカードには300円ほど入っていた。三女は2路線乗り継いで行くのだが、始めの路線では、その金額で足りたから、知らずに改札を出たけれども、次の路線では改札に入れずに…そこで気付いた。

しかもお財布を持って行っていなかったので、そこで立ち往生するハメになってしまったのだ。

「もう間に合わへんし、今日は休む。それで歩いて帰るわ」

涙声で言うので、

「今から届けるから、そこで待ってて。学校へはお母さんが連絡するから!」

と言って、電話を切り、ほとんど支度は終わっていたので、カバンを掴んで、家を飛び出した。私も遅刻を覚悟した。

駅までの道を小走りし、ハアハアいいながら学校に電話して、事情を説明し、三女が遅刻することを伝えた。息が乱れて、ちょっと恥ずかしかったけど、仕方ない。電車の中では汗がブワーっと吹き出してきた。わー、匂いもするだろうなぁ…でも仕方ない。

高校3年生にして、入学以来、初めて遅刻する三女は、行きたくなさそうだった。

「間違えてごめんな。学校にはちゃんと連絡したし、大丈夫やから行っておいで」

と定期を渡して別れた。

 

三女はホームルームは遅刻したそうだが、授業には遅刻しなかったそうだ。

 

私も遅刻を覚悟していたのだけれど、私の方はちゃっかりちゃんと間に合った。

 

電車に乗る時は、お財布も忘れずに。

学習した朝。

 

終わりの日、始まりの日

昨夜、Short Noteにサヨナラを綴ってから、今朝になっても、なんだか気持ちが落ち込んで仕方がなかった。

 

ほんの1年いただけなのに、こんなに気が落ち込むなんて…。

まあ、それだけでなく、女性特有のそういう周期だから、というのもあるんだけど。

それに雨が降ってる。

鬱々として何にもやる気がないのに、なんだかイライラする。

 

でも銀行に行かないといけなかったので、気持ちを奮い立たせて、傘を手に取って出かけた。

 

銀行の帰りに、無人の花屋さんに寄って花を買うことにした。

ナデシコ、ホタルブクロ、バラ、カスミソウ…あ!ヒマワリが笑ってる!

迷うことなく、ヒマワリを手に取った。

 

家に帰ると、大学生の次女が起きていて出かける支度をしていた。

「お母さん、これから紫陽花見に行こう!」

昨日、確かそんな約束をしたけど…

「え?もうお昼やで」

「すぐそこやん!行こう」

ヒマワリにちょっと元気をもらったので、気持ちがちょっと上向いてきた。

「うーん…じゃ、行こか」

 

再び外に出ると、雨は止んでいた。

 

紫陽花は花盛りで美しかった。

すごく近くでウグイスの声。

見上げると小さなウグイスがめいいっぱい大きな声で鳴いていた。

 

紫陽花園の近くのケーキ屋さんのイートインで、次女とおしゃべりしながらケーキセットを食べ、家に帰る頃には、すっかり気持ちが整って、俯いていた気持ちが前を向いた。

 

Short Noteはもう読めなくなっていたけど、あちこちのブログで、SN仲間を見つけて、嬉しくなった。

…とりあえず、しばらくは、ひとつに絞らずに、あちこちに書いてみよう!という気になった。

 

そんなこんなで、こんなふうにちょっと長めに話したい時に、こちらに現れようかな、と思ってます。

 

取り止めもない話が多くなると思うけど、お付き合いいただけたら幸いです。